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2009-05

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重慶 ChongQing

長江クルーズの終着地点、重慶で下船。
夕方のフライトまで半日の市内観光です。

残念ながら梅雨らしい長雨の空模様。
その上、6月間近の重慶は、夏はかまどと言われるだけあって
もわっと湿った空気が身体にまとわりつくようです。

二つの大きな川に挟まれた起伏の激しい土地の重慶。
中州と対岸を結ぶロープウェー。
湿潤と熱気に育てられた街路樹。
斜面に続く細いくねくね道を上ると街を一望できる公園があります。
晴れた日なら遠くまで見渡せたのに・・。

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旧市街の市場に立ち寄ると四川の土地らしく花椒や唐辛子の類が山積み。
旧暦では五月の節句、粽(ちまき)もあちらこちらで見かけました。
時々こんな風に、日本の今日に伝わる文化や習慣のルーツに出会います。

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坂の多い重慶市、街のいたるところに天秤棒と麻縄を持った運搬人や
大きなかごを背負った人々を見かけました。
その土地土地の暮らし振りが垣間見れる街歩きは本当に楽しいです。


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もう少し観たいところですがタイムアウト。
後ろ髪をひかれつつ空港へ向かいます。

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長江 三峡 ChangJiang Three Gorges

vol.02

三日目はいよいよ三峡入り。
大河とはいえ海とは違い揺れがほとんどないので夜もぐっすり。

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目を覚まして部屋のカーテンを開けると
目に飛び込んでくるのは静寂に包まれた荘厳な景色。

クルーズ船から観光船、更に手漕ぎの小船に乗り換えて三峡巡り。
巫峡の渓谷の間を櫂の音と水流の音が響き渡っていました。

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午後は三国志のゆかりの地でもある瞿塘峡の白帝城へ。
ダムの建設によってすっかり孤島になってしまった頂上に廟があり
息を切らせながら石段を登ります。
竹製の椅子を用意した運び屋さんも待機。


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翌日は1997年に発見されたという鍾乳洞、雪玉洞を見学。

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旅行前に何度も観たジャ・ジャンクー監督の『長江哀歌』。
かつての自分の知る街が、跡形もなく水没したことを
呆然と受け入れるしかない印象的なシーン。
時を刻むと同時に街を刻み崩す労働者の姿。
いろんな形の「イキル」を感じることのできた映画です。

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長江の流域に、細々としかし逞しく住み続ける人々の姿を
映画の中の登場人物に重ねてしまうのでした。



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長江 三峡 ChangJiang Three Gorges

vol.01

中国大陸を東西に流れる長江

夕暮れ過ぎに湖北省宜昌市から乗船、四川省の重慶まで4泊5日、
約600kmの長江上りクルージングの始まり。
土手から足場の悪い、ようやく階段といえる坂を下って
簡易の橋と、停船している2隻の船を通過してクルーズ船へ到着します。

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初めてのクルーズ船体験、乗り心地はなかなかのもの。
香港や台湾を始めとするアジア地区、アメリカ、欧州など客層は世界各地から。
案内も数ヶ国語で行われます。残念ながら日本人は一人だけ。

クルーズ中は、毎朝朝食を終えると下船して観光。
最初の朝に訪れたのは
長年の構想の末にようやく建設された世界最大の水力発電ダム、三峡ダム
多々なる問題を含みつつもほぼ完成が近づいています。

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ダムそのものは大きすぎて正直なんだかよく分かりません・・・。
ただただ、よくこんなもの作ったなぁと。

それよりも、山肌に残る削られた地層の跡、
ダムの下に沈んだいくつもの街や人々の暮らし。
新たに作られた陸の上の非現実的なコンクリートだらけの町並みと
そこに移らざるを得なかった人々の眼差しが気になって仕方がありません。

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観光から戻ると昼食を頂いて、その後は部屋でのんびり。
ほどなくすると先ほど見学した三峡ダムの五段式ロックゲートを通過。

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水かさが上がったところでゲートが開きさらに先のゲートへ進みます。
五つ全てのゲートを通過するのに3時間ほど。

クルーズ船の各部屋にはバルコニーも設置されていて
部屋からも移り変わる長江の景色が楽しめます。

険しい山肌を見せていたかと思えば
読書中の一章を終えて顔を上げると
小さな村が見えてたり。
川の色も深い緑から雨上がりのような泥濁した茶色になったり。
運搬船やタクシー船も常時行きかいます。

現実離れしたダムから離れるにしたがって
自然が深まり、渓谷のあちらこちらから
楽しげな鳥の鳴き声が聞こえてきました。

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20october

Author:20october
ゲルマン人と大移動

ゲルマン夫とともに
2004年日本からドイツへ
2008年ドイツから中国上海へ



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